音楽ビジネスの未来

2008 年 11 月 10 日


photo by seventime

Warner、“360”契約をアーティストに義務化

楽曲無料化行進曲は鳴り止まない

など、音楽著作権問題、アーティストとレーベルの付き合い方の問題が多く報じられているが、どのレーベルについても抜本的な解決には踏み込めず、なんとか既存の権益を守ろうという姿勢が強く見られる(特に日本において)。

そもそもアーティストとレーベルの関係というのは、レーベルがプロモーション・楽曲管理を担当し、アーティストはその担保のもとで作品を契約に基づいて制作・発表できるというもの。

これまでは広告などでのプロモーションを行い、CD販売(それに伴うコンサート)という流れが定着していたが、前の記事でも書いたように、YoutubeMyspaceなどの登場で、これまでレーベルや代理店に一括して委託していたプロモーションをミュージシャン自身が広告を出したり、プロモーション手法を選び、広告代理店を選ぶことができる時代になってきている。

たとえばKitsuneのような、小粒のレーベルでもインターネットの力を借りれば大手レーベルと対等のプロモーションができるようになってきている。

レーベルが今進めないといけないのは、既存のビジネスをどう生かすかということじゃなくて、MyspaceLastfmのようなミュージシャン向けの“プラットフォーム”をどう構築し、またその中でどのように視聴者とミュージシャンにアプローチすることによってビジネスを展開できるかどうかを模索することだと思う。

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